自律神経 豆知識
自律神経失調症は平衡感覚の乱れの原因となる
不規則な生活、過度のストレスなどによって、精神的にも肉体的にも疲れがたまると、それが自律神経の乱れを引き起こし、自律神経失調症となります。
人によって症状は違うのですが、めまい・頭痛・吐き気・全身の倦怠感を訴える人が多いでしょう。
特にここでは、「めまい」に注目してみましょう。
この「めまい」は、自律神経失調症が引き起こした”平衡感覚の乱れ”が原因となっています。
平衡感覚が正常に働かないため、布団の中で寝込んでいても、頭の中がグルグルと回っているようなめまいが続き、酷い時は、乗り物酔いの状態になり吐き気が止まらなくなります。
この様なめまいが起こった時は、立ったままだと転倒の危険がありますので、安全な場所で横になりましょう。
もしも外出先でしたら、少し休んで症状が少しでも収まれば速やかに帰宅して布団の中で寝ましょう。
心と身体が疲れてSOSを出している状態ですので、ゆっくりと休みましょう。
頭の中がグルグル回る感覚のあるうちは、食欲も無いでしょうから無理に食べる必要はありません。水分補給だけ気を付けて下さい。
寝ながらスマホを見るのは刺激が強すぎるので症状を悪化させる恐れがあります。何もせず目をつぶり、感覚器官に余計な刺激を与えず、十分な休息を取りましょう。
同時に頭痛が起きている場合、おそらく平衡感覚の乱れが原因の頭痛なので、市販の鎮痛剤ではあまり効果がないかもしれません。
症状が治まったら、徐々にまた通常の生活にもどして行きましょう。
寝込むほどの自律神経失調症は、結構辛い体験ですので、再発は避けたいものです。
規則正しい生活、睡眠を習慣化し、出来るだけストレスを溜め込まない日常を送りましょう。
お医者さんも知らない自律神経改善法
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