自律神経 豆知識
パニック症候群の症状、その種類とは
パニック症候群とは「パニック発作」と呼ばれる症状を引き起こす精神的な病気です。
別名「パニック障害」や「不安神経症」と言われており、一般的な認知度はパニック症候群よりも「パニック障害」のほうが浸透しています。
そんな多くの呼び名を持っている病気の症状は大まかに8種類に分けられます。
まず1つ目の症状は「心臓神経症」です。
簡単に言えば動悸が激しくなる状態ですが、パニック発作を引き起こしている人間は自身の死を感じるほどに恐怖を味わいます。
また似たような症状で特に心臓を刺激するような環境ではないのに突然、動悸が激しくなる事がありますが、こうした症状は「不安発作」呼ばれるものとして分類されます。
この「不安発作」こそが2つ目の症状です。
突発的な症状はもう1つあります。
「過換気症候群」と言われる3つ目の症状は突如、呼吸困難の状態になる事が特徴です。この症状を発症した人間もまた強い恐怖を感じます。
パニック症候群では恐怖はキーワードです。
4つ目の症状である「乗り物恐怖」は不安のあまり電車などの乗り物に足を進める事ができなくなり、5つ目の症状である「外出恐怖」は家族の同行がなければ外に出かける事ができません。
6つ目の症状の「留守番恐怖」は一人の留守番ができなくなり、7つ目の症状の「外食恐怖」は外食に吐き気を感じてしまいます。
そして8つ目の症状である「飛行機恐怖」は墜落の不安や恐怖のせいで飛行機へ乗る事ができません。
これらの症状は基本的に突発的な発作を繰り返す事になりますが、症状の軽度や重度の差は発症している人間によって違います。