自律神経 豆知識
うつ病になった時に見られる睡眠異常|新宿区四谷の自律神経専門気功整体
最近はうつ病も検査で分かる時代になってきました。
診断基準に照らし合わせて、該当する症状がほとんど一日中、2週間以上続いていて、仕事や学校生活や家庭生活に支障が出てきている状態です。
憂うつや気分の落ち込み、興味や喜びの喪失のどちらか1つが該当することが、うつ病の診断では必須条件です。
それ以外に、食欲の異常、睡眠の異常、ソワソワする感じや体が重く感じる、疲れやすい、自分を責める、思考力や集中力の低下、死にたいと思うの7つの項目があります。
最初の2つの症状のうちどちらか1つを含む合計5つ以上の症状が、ほとんど一日中、2週間以上続いていて、仕事や学校、日常生活に何らかの問題が生じている場合にうつ病と診断されます。
ここで気をつける必要があるのが、睡眠と食欲です。
うつ病のばあいは、眠れなくなったり食べられなくなることが多いのですが、逆に過眠状態になり一日中寝てばかりということもあります。
食欲も逆にびっくりするくらい食べるというケースもあります。
特に思春期の場合は、診断基準も大人とは少し違ってきます。
憂うつや気分の落ち込みに、イライラして怒りっぽくなる、という括弧書きが加えられます。食欲の異常に過食と括弧書きされています。
睡眠の異常の項目にも過眠と括弧書きがあります。
大人のうつ病では不眠が多いのですが、子どもや思春期では過眠が多く見られます。
大人に多い食欲がなくなるという症状は、子どもの場合は過食になるケースが多いです。
よく眠っているから大丈夫だわ、良く食べているから大丈夫だわ、と思いがちですが、このような子どものうつ病の特徴を知っておくと、見逃すことが少ないでしょう。