自律神経 豆知識
うつ病で引き起こされる吐き気|新宿区四谷の自律神経専門気功整体
うつ病とは、気分障害の一種です。
抑うつ気分、意欲や興味などの精神活動の低下、焦燥感などの精神的な症状から、食欲低下や不眠などの肉体的な症状も現れる精神障害になります。
うつ病になると、体はセロトニンが減ってしまっている状態です。
セロトニンは人間の精神面に大きく影響の与える神経伝達物質でリラックスする状態を保つ働きがあります。
うつ病は、セロトニンが減ってしまうことで精神的に影響が出てくるだけではなく、胃腸が正常に動かなくなり吐き気を引き起こしてしまいます。
セロトニンは脳だけではなく消化器官の粘膜に存在しており胃や腸の粘膜の中で食べたものを胃から腸へ、小腸から大腸へ送るという働きを助けています。
しかし、セロトニンが不足した状態になると胃の中のものはスムーズに腸に送り出されることが難しく、長時間胃に食べ物が留まってしまいます。すると吐き気が生じてしまいます。
内臓への影響は吐き気だけではなく、便秘や下痢などの消化器官の異常が起こりやすくなるのも特徴です。
また、症状を改善しようと抗うつ剤を利用することもありますが、その副作用で起こることもあります。これは薬を飲み始めた2週間が最も辛く、その後は徐々に治っていきます。
うつ状態になっていると、セロトニン不足によって消化器官が上手に働かなくなります。そのため消化器官に負担をかけないためにも、おかゆや豆腐など消化器官の負担にならない食べ物を食べることがオススメです。