新宿区四谷の自律神経専門気功整体小坂です。
今日の新宿区は比較的過ごしやすいですね。
半袖だと少し、寒く感じるかもしれません。
今日からお仕事の方も多いと思います。
体調に気をつけてお仕事なさってください。
【腹筋を鍛えてもねこ背は改善しません。】
今、日本人の6割は「ねこ背」と言われています。
自律神経の不調も、姿勢の悪さが大きく関わっています。
姿勢が悪いからと、腹筋や背筋を鍛えたりする方がいますが
「姿勢を良くする」
ことを考えた場合、それは遠回りです。
腹筋や背筋は、爆発的な力を必要とする場合にはなくてはならないもの。
しかし、良い姿勢を保つという視線で見た場合、鍛えるのはそこではありません。
陸上の短距離走の選手って、筋骨隆々ですよね?
ジャマイカのボルト選手なんか、めちゃくちゃ腕が太いです。
あれは、爆発的な力が短距離には必要だから。
爆発的な力は出せますが、その分持久力がない筋肉なのです。
姿勢を保つと考えた時、持久力のない筋肉を付けてもあまり意味がありません。
こういった、爆発的な力を生み出す筋肉をアウターマッスルと言います。
じゃあ、姿勢を保つうえで必要な筋肉って何なのでしょうか?
そう。
それが、インナーマッスルと言われる部分です。
この筋肉を鍛えることで、良い姿勢は保たれるのです。
スポーツ選手でも、いきなり身体を大きくしてケガをすることがあります。
あれもインナーマッスルを鍛えず、アウターマッスルを鍛えたために、身体のバランスが崩れてケガをしてしまうのです。
よく合気道や太極拳の達人が、かなりのご高齢にも関わらず姿勢が良いのは、このインナーマッスルがしっかり鍛えられているから。
けっして、アウターマッスルのおかげではありません(笑)
インナーマッスルを鍛えるのが、姿勢を保つ上で一番重要なのです。
その中で、一番重要なインナーマッスル。
それが「大腰筋」
上半身と下半身を繋げている唯一の筋肉です。
この筋肉を鍛えるのが、腹筋や背筋を鍛えるよりも大事です。
インナーマッスルを鍛えるのは、本当に軽い運動なのです。
逆に、辛い運動をするとアウターマッスルが働いてしまい、インナーマッスルを鍛えることができません。
大腰筋を鍛えるのは、手軽に誰でもできる運動です。
ぜひ、毎日続けてみてください。
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