今ではほとんどの方が腰痛に悩まされています。
その原因は様々で、発達して今の医学でもなかなか完治いたしません。
ある説ですと腰痛の80%の原因はストレスから来るとも言われています。
私の治療院でも多くの腰痛の方を診てきましたが、ある共通したことがあると判明しています。
それは、普段の生活でストレスが溜まり、からだ全体の極度の硬直により起こるものです。
硬直と言う言葉を聞きなれないかもしれませんが、肩が凝るなどの言葉があるように「凝る」状態がより一層ひどくなった状態です。
この硬直により姿勢が崩れ、腰に負担が掛かり痛みを発症します。
なので腰だけにフォーカスしても、痛みを取り除くことは出来ません。
病院では一切この「硬直」に対して何の治療も施しません。
これでは治るものも治らないのは当然です。
気功施術では唯一この「硬直」を取ることが出来るのです。
筋肉には三種類あり、簡単に言うと浅い所、中間の所、深い所にある3つに分かれています。
浅い所にある筋肉が俗に言うアウターマッスルと言われる場所。
一番大きな筋肉で鍛えればマッチョな身体になる筋肉ですね。
深い所にある筋肉が俗に言うインナーマッスル。
主に姿勢を維持する時に使われる筋肉です。
そして中間にある筋肉。
この中間にある筋肉を中層筋と言うのですが、とても大切な働きをします。
・心臓の鼓動を行う
・血液を循環させる
・呼吸をさせる
間違いなく体内で最も重要な筋肉です。
その重要な中層筋に位置する場所に、下後鋸筋(かこうきょきん)なる筋肉があります。
腰痛を抱えている殆どの方が、ここが硬直している為に起こるのです。
ここの硬直を徹底的に取り除き、緩めることで腰の痛みは確実に取れます。
ぎっくり腰を患い、炎症が治まっているにも関わらず歩けない方を施術した所、その日のうちに外に出歩けるようになった事例もあります。
背中全体の硬直を取り、さらに時間をかけて下後鋸筋(かこうきょきん)の硬直を取る。
どこに行かれても取れない腰痛に気功施術は、最大限の効果を発揮するものと思います。